【TOEFL®︎とIELTS™︎の違い】
CEFRの換算表には、上記の検定の他にも、英検®︎やTOEIC®︎などとレベルを比べることができるようになっています。
それぞれに特徴もあり、何に利用したいかによって、優先順位が決まります。
一方で、色々な検定を学ぶことにより、特徴とも言える偏りを経験して、全体的な英語力を上げることもできます。
【TOEFL iBT】国内大学入試にも大いに役立つ
TOEFLにも色々なパターンの試験が用意されていますが、弊スクールではiBTを指導させていただいています。大学入試の際に必要とされたり、有利に利用できる機会が多いテストであることが第一の理由です。また学びやすさの点でも、他の英語検定のベースとなるような学習形態をとっていけることから、まずTOEFLiBTを学んでいただければ、他の検定や共通テストや難関大学の独自入試の学習に役立ちます。TOEFLというと留学用と思われる方も多いかもしれませんが、英語検定の中でも、国内の入試に利用頻度の高いテストの1つです。目標スコアとしては大学は80ポイント、大学院やMBAの場合100ポイント以上と言われますが、一気にスコアUPされる場合もあり、是非学んでいただきたい検定の1つです。有効期限2年スコア上限120点。
【IELTS】受験機会の多さと結果の早さは期限のある受験生にはメリット大
ペーパー版とコンピューター版の2種類のテスト形式で、合否ではなく0.5ポイント刻みに、各技能のスコアと総合評価のオーバーオールバンドスコアが出されます。結果発表は筆記の場合、13日後の13:00にオンラインで、コンピューター版の場合3~5日後にオンライン確認可能。更にOne Skill Retake で一技能のみ60日以内なら再受験可能で、5日後には結果がPDFで発行されるなど、時間の限られた受験生にとって有意義な配慮がなされています。申し込みも筆記テストの5日前の正午までと、急な受験にも対応可能、試験日程はペーパー版は毎月4回程度実施、コンピューター版はほぼ毎日実施と受験機会の多さも他の資格試験にはない魅力です。イギリス、カナダ、オーストラリアなどで広く採用されており、大学はオーバーオール6.0以上、大学院6.5以上が最低ラインと言われます。OAは四技能を足して4で割り、0.25単位で切り上げ切り下げを行います。有効期限2年スコア上限9.0。
【TOEFLJunior】【TOEICBridge】英語検定の入り口に最適なグローバル検定
近年の専門家によるレポートでは、難関大学の入試問題との親和性が非常に高いという研究発表がされています。特にTOEFLJuniorでは、最近学習が疎かになりがちな文法知識を問う問題が設定されており、「文法の完成なくして合格なし」という、難関大が問題にこめているところを学ぶことができます。リーディングのみならす、リスニングであっても、ライティングであっても、スピーキングですら、確かな文法理解なくしては成し得ないということです。マークシートやコンピューターベースのテストが一般化しても、なんとなくマークして合格を狙うのではなく、正確な文法力を身につけた上にできた英語力こそが合格につながります。本物の英語力のための文法力を見直す機会として取り組みやすいこれらのテストの学習は、小/中学校生にとって将来の良いステップとなるとともに、他の英語検定と並行もしくは、いったん切り替えて学んでみるのも、相乗効果があって良いと思います。